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About ToTo
by bee3576
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血清中和抗体価の検査

血清中和抗体価の検査
2回の狂犬病予防注射の後は、狂犬病ウィルスに対する血清中和抗体価の検査が必要です。
私が一番、気がかりにしていた検査です。
この検査が出来る機関が韓国にはない為、ソウル大学動物病院にトトを連れて行き、そこで採取した血清をアメリカの機関に委託する事になります。
ここでの問題が、家からソウル大学病院まで遠いので、その移動の問題。
それと掛かる費用が倍。。大学病院だからかな?
そしていろいろ調べた結果、近くの動物病院で血清を採取し、日本に帰国する時に一緒に持ち帰り、日本の指定検査施設で検査をお願いする事に決めました。
ここでの注意は、動物病院に血清分離機が置いてあるかどうかを確認する事!

血清を日本に持ち込むにあたっての必要な書類
1.Certificate for serum of dog(s) to be imported into Japan 
  (獣医師が記入)

2.狂犬病抗体検査証明書(兼申請書) (所有者と獣医師が記入)
  
3.英文の健康診断書 (獣医師が作成)

4.Health Certificate of Animal Products (韓国の動物検疫所で記入、英文)

5.Health Certificate of Animal Products (日本の動物検疫所で記入、日本語)


1&2の書類は日本で唯一の検査機関、、財団法人 畜産生物科学安全研究所のHPから ダウンロード可能です。
1の書類は韓国から血清を持ち出す際に、韓国の動物検疫所でエンドースメントのスタンプを押してもらい、日本の動物検疫所に提出します。
この書類は、日本到着時に動物検疫所に提出
2の書類は、相模原の(財)畜産生物科学安全研究所宛て血清に同梱。
3の書類は、空港の動物検疫所に提出。
韓国から出国する際、事前に用意しておく書類は、1.~3.のみ。
4.は韓国の、5.は日本の動物検疫所に到着した時点で記入。

血清は最低1mlを用意し、三重包装(IATA650準槻)をしなければならない。
家から近くの動物病院の血清を入れる1次容器は、0.6mlしか血清が入らないので、確認の電話を 財)畜産生物科学安全研究所にしたところ、1次ケースは2本になっても構わないとのこと。それと、血清を持ち帰るのであれば、2次容器だけでOK。
1次容器に、マイクロチップの番号を記載しなければいけないけど、小さすぎてかけないので、容器を入れるビニールの袋に番号を記載すれば問題ないとの事です。
検査費用は、通常前払いだけれど、日本に帰ってから支払いで、振り込みを証明する書類のコピーを後から送ってもいいそうです。
帰国する前の日に、血清を採取し、その血清は家の冷蔵庫で次の日まで保管しても大丈夫だそうです。
血清を取る日の、12時間前から食事は禁止です。
なお1次容器&2次容器は、畜産生物科学安全研究所でも手に入ります。

ToTo → 血清採取 2007/06/07
     書類作成 40000ウォン
     (検疫とは関係ないけど、血液を採取したのでついでに健康診断 
                         45000ウォン)

血清中和抗体価の検査_f0094048_16393612.jpg

置物★トトちゃん  2007/06/02
by bee3576 | 2007-06-02 23:29 | 検疫(韓国→日本)
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